三角関数のグラフ(3)cos

高さを角度に応じて取るに続いて、について考えよう.

単位円においてはの値は座標の値によって表されるから、
右の図の緑色の線で表されることになる。

そのまま上方にの値に応じての値をとっていくと
右の図の緑色のグラフの形になるが、
横軸に,縦軸にの値をとると、
右の図の赤い点で表すことができる。

これは緑の線で表された値と同じ値を縦軸にとったもので、



という関係が成り立っている.





さらに続けて点をとっていくとこのような点の軌跡ができる。
このようにして角度にたいしてで得られるグラフを

          関数 
のグラフという。

もちろんこのグラフはもっと大きなや小さな(負の値の)に対しても定義される.

sinのグラフ
このとき、このグラフにはどのような特徴があるのかを考えてみよう。

実際に動かしてみるとこんな感じになる。

cosのアニメーション

三角関 数(4)tanへ 三角関数(2)sin